納豆へのこだわり
感動する食べ物を作りたい
熊本の人たちは、納豆が大好き。
少し前までは、暮れになると、その年にできた藁を編み
大豆をコトコト炊いて、藁づと納豆を作っていました。
そして餅つき、つきたての餅に納豆をたっぷり包んで食べる・・・。
熊本ならではの納豆の楽しみ方です。
この藁づと納豆こそ
義母がいつも年末になると作ってくれたお袋の味。
忘れられない食べ物のひとつです。
今では、藁づと納豆は珍しいものですが
時間をかけ、手間暇かけた食べ物には感動があります。
私たちも毎年、梅雨明けを待って大豆の種を蒔き
夏には除草を兼ねて2回の土かけ
秋にようやく収穫、選別をして
選りすぐりの大豆を納豆にしていきます。
大豆を浸けるのは
この土地に湧く冷たく透明な水。
選別した大豆をさらに手選別して品質を高めていきます。
大豆を蒸すこと、発酵させること・・・。
ひとつひとつを丁寧にゆっくりと。
そしてもうひとつ大切なことは、納豆菌の声を聞くこと。
春、夏、秋、冬
その季節それぞれに納豆菌の声を聞かなければ
美味しい納豆は作れません。
大豆や育て方にこだわり
製造にこだわって作ったカントリーママの納豆。
感動を与えられる日を夢見て日々努力してまいります。